赤色立体地図weblog

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2008-01-01から1年間の記事一覧

赤色立体地図

この画像は 6mメッシュのLiDARデータから作成した赤色立体地図です。このような地形は見たことがありません。無数の楕円形のクレーターが重なり合うように分布しており、長軸方向がNW-SE方向に見事に揃っています。よく見ると縁が盛り上がり、右下側のほう…

clovis comet impact

昨年、AGUが記者会見を開き、彗星のかけらが作ったクレーター群だったという説を発表しました。アメリカでは、肯定派や否定派が入り乱れて、大ニュースとなっていますが、日本では不思議なほど、紹介されていないようです。唯一の例外は、吉田邦夫(2008)草創…

カロリーナベイ

アメリカの東海岸のノースカロライナ州付近に多数分布しているカロリーナベイcarolina baysは、長い間成因が不明の地形とされてきました。無数の楕円形の窪地群で、サイズは様々ですが長軸方向が見事にNW-SEに揃っている。高位段丘面にしか見られない。言っ…

アガシー湖

「もやもや」というのは、これまでのYounger Dryasの原因についての説明の怪しさ で、日本語版のwikipediaによくかかれている。 温暖化にともなる氷床の融解で、五大湖付近に、ローレンタイド氷床の堰きとめによる巨大な湖ができてた。それがあるとき、一気…

clovis comet impact

富士フイルムの発想

画像処理で後処理で行なってきたことを、カメラに組み込んだという感じですね。さすがです。「人の目、そのまま」、富士フイルムが「スーパーCCDハニカム EXR」開発 - ITmedia +D LifeStyle via kwout

四川盆地赤色立体地図

Sichuan _SRTM-3_rrim.kmzファイル です。15000ピクセル×10000ピクセルの1枚の画像を ツールで10000個くらいに分割しています。 そのためか サクサクいく場合と遅い場合があるようです。 おかしい場合は GEのバージョン、ネット環境とマシン環境、 そして閲…

日本地球惑星科学連合2008年大会

2階の廊下にパンフレットデスクを出展し、パンフレットを置くほか最新の赤色立体地図を配布する予定です。以下に紹介する画像をそれぞれ高解像度で300枚印刷しました。 (1)四川盆地赤色立体地図 NASAのSRTM-3公開データを基に作成した画像です。 UXGAサ…